Niin制作過程 No.0「人工音声のについて(前編)」
こんにちは、甘色論理です。
さて、プロフィールやツイッターを見てもらえればわかるかと思いますが、私は趣味で「人工音声」をちまちま作っています。
人工音声の名前は「Niin」といいます(「ニイン」と読んでやってください)。現在日本語の母音(あ・い・う・え・お)のみ喋ることしかできませんが、そろそろ子音を作りたいと奮闘しています。
音声を聞きたい方はこちらから聞けます。
サンプル:https://tmbox.net/pl/1178683
メヌエット:https://tmbox.net/pl/1196133
しかし、そもそも人工音声って何?合成音声とどう違うの?と思う方も多いはず。
そこで、今回はプロローグとして人工音声について説明していきます。
人工音声という言葉は、一般的に合成音声と同じ意味です。合成音声といえば有名なのはVOCALOID!初音ミクなどが有名ですね!しかし、VOCALOIDはあらかじめ録音した声を切り貼りするなどして加工し、それを出力して声を作っています。
そんな合成音声と区別するために、私はあえて「人工音声」という言葉を使っています。いわば「音声を作り出すときに人の声を使わない合成音声」という意味で「人工音声という言葉を使用しているのです!
そもそも、私が人工音声を作ろうと思ったきっかけは、村井聖夜さんの使っている合成音声ALTちゃんの歌声を聞いたことで、実際のメカニズムは知りませんが当時の私が「こんな声が作れるなんて……!」と高校生ながらに衝撃を受けました。
そして、大学生のとき。授業で声の特性について聞いたとき「これなら自分でもうまくすればALTちゃんみたいなのが作れるんじゃ…?!」と思い、そんな単純な発想のまま現在に至ります。
では、実際にどうやって甘色は声を作っていく気なのでしょう……
長くなるので、続きは後半にします。